漢字を書く機会がめっきりと減って、いざ書くとなると思い出せない漢字が多くなっているように思いますが、みなさんはいかがでしょうか。
手元にはスマホがあるのが当たり前になって、すぐに調べることができるようになったことは、とても便利でありがたいことです。
漢字を調べて見る機会が増えて、漢字の由来や意味、間違えやすい漢字などを良く見つけます。
でもその時は覚えていても、またすぐ忘れてしまうという情けない毎日を過ごしています・・・。
ブログにでも書いてみたら、忘れにくくなったり、同じように調べようとする人がいたら、少しでも参考になるのではないかと思い、何か見つけるたびに書き出してみたいと思いました。
今回は、子どもと話していて気づいた、「くもり」。
「雲り」という記述を見て、?となったのですが、みなさんはいかがですか?
「くもり」という漢字がありますよね
「曇り」という漢字があるけれど、「くも」は「雲」という漢字があります。
一度考えてみると、「なるほど」と思うのですが、きっと「雲」という漢字は頻繁に使うものなので、子どもにとっては、その漢字を使って「雲り」と書いてしまう子もいるのではないでしょうか。
「雲」は、空に浮かぶものをさします
だれもが分かっていることだと思いますが、「雲」は、空に浮かぶ水滴や氷の粒が集まった、白い物体をさします。
それが、全天(空の全体)に9割以上占めている状態の天気を「くもり」といいますが、「雲り」とは書きません。
いろいろ調べてみましたが、「書いてはダメ」というほどのものでもないようですが、やはり違和感があります。
「くもり」は、太陽の下に雲があります!
「曇り」という漢字だって、みなさん知っているとは思うのですが、私は恥ずかしいことに、すぐに頭に思い浮かばなかったのです。
「雲り」と書かれた記述に、何か違和感?、と思ったのですが、調べることなくしっかりと指摘することができませんでした。
「くもり」はやはり、漢字で書くなら「曇り」と書きます。
太陽が雲によって隠された状態の天気ですので、日(太陽)の下に雲があるのです。
そんなふうに一度考えてみると、忘れることがないかもしれませんよね。
私も、子どもと一緒に調べてみて、「ああ、こう覚えると忘れないね」と確認することができました。
おまけで、「寒」という漢字、間違っていませんか?
この字は、子どもが間違えていたのですが、実は、中学生の頃に自分自身も間違えていたことを覚えていました。
正しい漢字は、このように書きますが、
このように、中に短かく二本線を書いてしまうことが、よくあるようです。
子どもには、「こんな間違いをしないように!」とは言ったのですが、実は自分も同じ間違いをしていたことを思い出し、赤面してしまいました。
おわりに
今回は、空に浮かぶ「雲」と、天気の「曇り」について、漢字の使い分けを、「覚え書?」のつもりで書いてみました。
また、「寒」という字の間違いを見つけて、なぜ間違うのかはよくわからないのですが、自分自身も含めよく間違いがあるようなので、気をつけていきたいものです。
たぶんこれからも、思いつかない漢字があったり、間違って覚えている漢字がきっとあると思います。
それを見つけるたびに、「覚え書」としてブログにしていこうかと思っています。
みなさんには、検索に引っかかったときに参考になればいいと思っています。
最後まで見ていただき、大変ありがとうございました。